夢の中で遊ぶ

アラサー主婦の心の中

夢の中は私だけの世界

あまり人のことを強く思いすぎると生き霊飛ばすよ、なんて指摘を見かけた。

 

私は婚外恋愛をしている。

 

一緒にはなれない。

 

相手の気持ちは、たまに会うこと以外は何も望んでないと思う。

 

切なさが常にある。

 

私の心のどこかがこうして壊れていっているのかもしれない。

 

私はきっと、この人と一緒になりたいのである。

 

夢の中にこの人とまた違う男性の2人が対比されるように出てきた。

 

思いがけず鮮明に恋人の顔を思い出したような気がする。

 

普段思い出せないのに写真のようにいつもの横顔が現れて、彼は私を見ていた。

 

見ていたというのは間違いで、彼は私をあまり見ない。だから、どこか意味ありげに俯いていた。

 

夢の中に大切な人が勢揃いして出てきた。

 

子ども、夫、恋人。

 

全てが大事だし、大切だ。

 

なんでみんなで暮らせないのだろう。

 

どうして何も思い通りには行かないのだろう。

 

私のエゴだから?

 

大切な人をコレクションすることはできないのか。

 

みんないつでも手の届くところにいてくれて、それぞれを愛でることができたらなぁと思う。

 

婚外恋愛っていうのは面倒だ。

 

面倒だから燃えるのかもしれない。

 

他人の恋愛なんか知らんという気持ちになるものだ。

 

それは、勝手に決めつけないでくれということ。

 

何のお願いだろう。

 

私が私の未来を決めつけているのだろうね。

 

文章を入り口に恋して惚れた人ってさ、

必ず自分の頭の中で美化してるの。

 

写真を見たりや声を聞くとね、

こんなはずじゃなかったってことになったりもする。

 

人間って、恋ってこんなものかって。

空回りして気が抜けていくような感じがする時もある。

 

夫にさえ、そんなことをしてる。

愛されてるからこうしてくれると期待して、がっかりする。

 

恋って私の頭の中での話なのかな。

 

直接会ってる時、目が合って、思い合ってるなって感じられると幸せ。

 

それも一瞬。

また離れ離れ。

それは婚外恋愛でも夫でも。

 

また好きな世界に私の頭が移動するしかない。

 

好きな曲の世界、

好きな物語の世界、

好きな漫画の世界、

好きな人との思い出の世界、

好きな人との妄想の世界。

 

現実で摂取した幸せから離れたくなくて、

頭の中の自分の世界に入る。

 

現実のどうしようもないことや辛いことから逃げたくて自分の世界に入る。

 

そう考えるとほとんど私は頭の中の世界にいるような気がしてくる。

 

夢は夢のまま。

 

それでいいのって思ったりもする。

 

私が変えられること、できることは

自分からアクションを起こすことができる範囲のこと。

 

自分の世界は壊されたくないから。

 

自分以外にはその世界の様子を分かってくれる人っていないだろうから。

 

いつまでもそこにあると思えば、それも愛しいかも。

 

私の友達はいろんな頭の中にある宝物たちかなぁ。

 

現実はただ静かにそこに在る。

私の興奮や期待とは裏腹に。